勤労感謝の日、それは休むだけでなく感謝する日
朝礼ネタ830 2021/01/01 11月風物詩・季節行事
11月23日は勤労感謝の日です。
勤労感謝の日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」とされています。
今まで、祝日だから休み!と喜んでいるだけであまりその日の意味を考えたことはありませんでした。恥ずかしながら、働いている人に感謝する日だから私も少しは感謝されるかななんて思っていました。
元々「勤労感謝の日」は「新嘗祭(にいなめさい)」という名の、天皇が行う祭典の日でした。
この祭典は国民の繁栄を祈ることを目的として行われました。
新嘗祭は、農作物の収穫を祝うお祭りで、天皇がその年にとれた穀物を神様にお供えし、天皇ご自身もそれを召し上がります。新嘗祭は「しんじょうさい」とも言われるようです。
このときの穀物というのは「五穀」という穀物の中でも主要なものです。
五穀米とか五穀豊穣という言葉はときどき耳にしますが、「五穀」とは、米・麦・あわ・きび・豆の五種類の穀物を指します。
第二次世界大戦に日本が敗れたことにより、「天皇主権」だったのが、「国民主権」へと変わりました。
そして、11月23日は「新嘗祭の日」から「勤労感謝の日」となりました。
私たちが毎日おいしく頂くお米も、田植えをしてくれる人がいて太陽の恵みを受けてお米が実って、それを収穫、精米して袋に詰めてその袋を運んでくれる人がいて...
とたくさんの人の勤労を経て、おいしいお米を頂く幸せを感じることができます。
もっと言えばそのお米を炊いてくれる炊飯器を作ってくれる人にも感謝しなければ キリがありません。
毎日働いてお給料をいただけることに、改めて感謝の気持ちを持つようにしたいと思います。
お米を研いでほくほくご飯を炊いてくれる人にも感謝です。