落語家から学ぶ「興味を引く話し方」
朝礼ネタ797 2021/01/01 コミュニケーション営業
今日は人の興味を引ける話し方についてお話ししたいと思います。
皆さんは話し上手な人といえば誰を思い浮かべますか?人によって様々だと思います。
私は、落語家の師匠方が話し上手の筆頭ではないかとおもいます。
落語家は仕事としての「喋り」が求められます。ただ闇雲にしゃべるだけではなく、寄席を聞きに来た聴衆を惹きつけるような話し方をしなければいけませんよね?
そこでは、私なりに落語家の話し方を勉強して、自分も話し上手になろうと思いました。
落語家の話し方は緩急のついた話し方をしているのです。
ある部分では早く、ある部分ではゆっくり話す。そうすることで、話全体が生き生きとします。ただ一本調子で、タラタラと喋っていては受けてもつまらないですし、同じ話をされても受ける印象はかなり違ったものになってきます。
そして、緩急をつけることで話全体で「何が大切か」「ここを聞いてほしい」というようにポイントをアピールすることができるのです。寄席の席ではあえて「ここを聞いてください」「ここが重要です」と前置きはしませんよね?これで、聴衆の関心を自由自在に操っているのです。
また、聴衆は話が長くなると退屈になりがちです。そこで、ある部分では早口で話すんだそうです。早口の話を聞いた聴衆は「これはいけない、ぼーっとしていては聞き逃してしまう」とばかりにしっかりと耳を傾け集中しようとします。集中力が全体的に高まっている、と感じたらゆっくり目の話し方をするんだそうです。
落語家は、話し方んp技術も素晴らしいですが、聴衆の気持ちを察する、空気を読む力も必要なんだと思います。
これは我々にも求められていますよね。話をする上で、相手の反応に気を使いながらうまく自分の伝えたいことを伝えましょう。