ジョハリの窓の活用
朝礼ネタ787 2021/01/01 コミュニケーション ジョハリの窓とは、自分をどのように公開ないし隠ぺいするかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルです(Wikipediaより)。ジョハリの窓について私が考えていることを述べます。
このモデルでは、自己について次のように4つの窓を設けて、どのような自己開示がなされているか見るというものです。4つの窓には、開放の窓、盲点の窓、秘密の窓、未知の窓があります。開放の窓から見えるものは、自分にも他人にもわかっている自己です。盲点の窓から見えるものは、他人はわかっているが自分ではわからない自己です。秘密の窓から見えるものは、自分にはわかっているが他人にわからない自己です。未知の窓から見えるものは、誰からも知られていな自己です。
自己開示をすることで、秘密の窓が小さくなります。自己開示は良くも悪くも相手から反応を得ることができます。相手といい関係を築けるかどうかは開示の仕方次第といえます。それはともかく、相手から自分のことをわかってもらえるため、盲目の窓が小さくなります。その結果、未知の窓が小さくなるのです。
では未知の窓が小さくなることにどのような意味があるのか。未知の窓を小さくすることは、自分の世界を広げるということです。したがって、それまでよりも思いのままに活動することが可能となるのです。
ここで重要な点は、自己開示のやり方で相手との信頼関係を失うことを恐れて自己開示をためらうことです。相手との信頼関係を築く意図で自己開示をすることが、未知の窓を小さくし続けることになり、その結果、上手な自己開示をすることが可能になると考えます。そうすると、コミュニケーションをとることが得意になり、様々なことを成し遂げることができるようになると考えます。