“やる気”は後からついてくる”作業興奮の法則”
朝礼ネタ6142 2025/07/27 身近な法則今日は、「作業興奮」という法則についてお話ししたいと思います。
この言葉、聞いたことがある方もいるかもしれません。
簡単に言うと、「やる気がない状態でも、まず行動を始めると、あとからやる気が出てくる」という脳の働きです。
私自身、朝から「今日はちょっとやる気が出ないなぁ…」という日が正直あります。
特に天気が悪い日や、連休明け、眠い朝なんかは、「できれば何もしたくない」なんて気分になります。
でも、そんなときに、あえて一つだけ手をつけてみるんです。
メールを一件返すとか、机の上をちょっと片付けてみるとか、本当に小さなこと。
そうすると、なぜかそのあと「よし、もうちょっとやるか」と思えてくる瞬間があります。
これがまさに「作業興奮」です。
やる気があるから動くのではなくて、「動くからやる気が出てくる」という逆転の発想です。
最初は半信半疑でしたが、実際に意識してやってみると、確かにその通りでした。
やらなきゃと思っても、なかなか始められなかった資料作成が、タイトルだけ入れてみたら、少しずつ進んだこともあります。
これは仕事だけじゃなくて、家事や運動なんかにも応用できて、最近は休日に「5分だけ掃除してみるか」と動いてみると、気づいたら30分くらい片付けしてた、なんてことも。
つまり、「やる気」はスタート地点じゃなくて、ゴールに向かう途中で勝手に出てくるものなんだと思います。
だから、もし「今日は気分が乗らないな」と感じていたとしても、まずは小さな行動をひとつだけ、やってみる。
その一歩が、気持ちのスイッチになることもあると思います。
私自身、完璧にできる日は少ないですが、それでも「やる気が出るのを待たない」という習慣は、少しずつ身についてきました。
「とりあえず始めてみる」って、案外強いなと感じています。
皆さんもぜひ、やる気が出ない日は無理せず、でも小さな一歩を試してみてください。