私たちが業務を行う上で、細心の注意を払いつつも意図せずにミスや失敗が生じてしまう時もあると思います。

業務上で起こりうる失敗には、大きなものにしろ、小さなものにしろ何かしらの要因があるわけです。

そこで私たちは、次に同じ業務を行う際には、同様のミスを繰り返さないように反省をして気をつけるようにします。

そんな時に私が最近出会った言葉が、「失敗というのは、もう一度、より賢く挑戦するためのチャンスである。」という言葉です。

これは、アメリカの自動車会社、フォード・モーターの創設者である、ヘンリー・フォードの言葉です。このヘンリー・フォードは、発明家でもあり、アメリカで約160の特許を取得している人物でもあります。

私はこの言葉から、業務上発生した失敗をただ反省するだけではなく、要因を分析することが大事だと感じました。
同じミスを防ぐだけではなく、より効率の良い仕事の進め方や小さな工夫ができないかなどに目を向けることが、大事なのではないかと思います。

もちろん失敗を前提とするわけではなく、失敗後にすぐに気持ちを切り替えるということも大事ではありますが、このヘンリー・フォードの言葉にあるように、その失敗からより効率的に業務が進められるように物事を見直すということが重要なのだと感じています。

ですので、ただ同じ失敗を繰り返さないように注意するだけではなく、一度立ち止まって考えてみることが、さらに自分の成長につながるのではないかと思っております。