数学ができないと人生うまくいかなくなる
朝礼ネタ6113 2025/05/30 社会・経済多くの子供にとってどの学校を選ぶかというのはある程度の問題のようです。つまり、高校は普通高校に進むのかそれとも実業系の高校に進むのかという問題です。
私の考えは成績が良くて大学まで行く気があるのならば普通高校に行くべきでしょうし、そうでなければ実業高校に行くべきだと思います。
もっと言えば、進学実績がある程度ある高校に進めなければ実業系の高校に進んだほうがいいとさえ私は思っています。ただ、成績がある程度良くても普通高校ではなく高専に進むというものありです。
しかし、どういうわけか多くのご家庭では成績がいいとは言えない人でも普通高校に進んで大学に行こうとします。
このような選択をするのは、大学の偏差値に関係なく理工学部などの実業系の学部に進学するのならば悪くはないとは思いますが、どういうわけか多くの人たちは経済学部や法学部などの文系学部に行こうとするのです。
偏差値50程度の中堅私立文系大学に進学してその後の就職先がどのようになっているのかを彼らは果たして知っているのでしょうか。
私立文系大学の場合ですと早稲田だろうが慶應義塾だろうが文学部の就職先は理工学部などの実学系に比べると劣るということを知っていれば、自分の子供が働く未来を見据えての進路といえば文系学部に進学するなどというのは臆病な私にはありえない選択です。
しかし、私立文系学部に進む多くの生徒たちは「数学がわからないから」というだけで実学系の学部を諦め、私立文系に進んでしまうのは悲しいものです。
今年もわが社に数学に捨てられた私立文系出身の社会人がやってくるのかもしれませんが、彼らも結局数学がわからないと仕事にならないということを悟る日が近い将来来ると思います。