真面目過ぎる方々は、正しさよりもスピードを意識した方が
朝礼ネタ6106 2025/05/16 ビジネス社会人として真面目さは美徳となります。
不真面目な姿勢で仕事に向き合うよりも、きっちりと責任感を持って取り組む人々の方が評価されるべきです。
ただし、何事にも限度はあります。あまりにも真面目過ぎると、かえって業務のパフォーマンスが落ちてしまいます。
所謂完璧主義と真面目さは、どうしても紙一重な部分があります。
例えば、書類にミスが無いように何度も何度も確認する事は確かに良い事です。
けれど確認作業にあまりリソースを充て過ぎたら、書類の完成が遠のき、結局他の人々に迷惑をかけてしまいます。
もちろん誤字脱字は無い方がいいですが、完璧な仕上がりにこだわるあまり、時間をかけ過ぎたら本末転倒です。
同僚やクライアントを長期間待たせることになれば、それだけ相手に直接的に迷惑や心配をかけてしまいます。
極端な話、多少の誤字脱字は許されやすいですが、なかなか書類が届かない事や返事が遅くなる事は許容され難いです。
真面目過ぎる性格の人々は、良い意味で手を抜く事を覚えましょう。
ビジネスシーンの傾向として、多少粗があったとしても速やかに書類を提出した方が相手のリアクションは良くなり易いです。
そもそも百点満点の書類などは、リアルには無いのかもしれません。
完璧さを追及せず、とりあえずは合格点が得られる程度の水準で提出し、上司やクライアントから修正や提案があれば、その都度柔軟に対応していった方が良いでしょう。
クオリティよりもスピード感の良さが評価されるケースは少なくなく、自分に少し完璧主義者っぽさを感じている方々は、正確さにこだわり過ぎないように意識した方が良いかもしれません。