「3」の数の効果について
朝礼ネタ599 2021/01/01 故事ことわざコミュニケーション1~10までの中で、3という数字はマジックナンバーと言われているのをご存じですか?
3という数字は、とても効果的で何かと使える数字ですので、みなさん覚えておいた方がいいと思います。
特に、プレゼンをする場面では、3つの理由、3つの構成、と、3の数字を多用しています。
今は亡き、アップル社を作ったスティーブ・ジョブズは、カリスマ的なプレゼンを行うことで有名でしたが、彼も同じく3の数字を使ったプレゼンターでした。
実は3という数字には心理学上、相手の頭に上手く内容を伝える事ができる効果があるとされてるのだそうです。
つまり、人に「理解してほしい」 かつ「印象に残したい」時には、重要なポイントを3つに絞るのがベストなのです。
ところで、3という数字といえば日本人であれば「3本の矢」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
これは、毛利元就が 三人の子に伝えたとされる結束の重要性を説いた逸話です。
「三矢の教え」「三本の矢の 教え」とも言いますが、つまり、矢は1本では簡単に折れてしまいますが、3本束ねると折ろうとしても簡単には折れない。
このことと同じように一族も結束して強靭に生きよと説いた教訓とされています。
また日本には昔より、「3人よれば文殊の知恵」という諺や、三位一体、三権分立、という四字熟語もあります。
更に3脚、三輪車など、3という数字には、数字は調和を意味したり、不思議と人に安心感、安定感を与える数でもあるようです。
以上、3という数字をうまく使って周りの人とうまくコミュニケーションとって行きたいものですね。