偏見を捨ててお客様と向き合う大切さ
朝礼ネタ5959 2024/10/11 商品・サービス名言・格言先日、車を見にディーラーに行きました。
そこに30代くらいのご夫婦がいらっしゃって、高級車を購入しようとされていました。
お若いのにご主人はご立派だな、と思った次の瞬間、私は驚き、そして自分自身を恥じました。
書類にサインをしたのは旦那さんではなく、奥様の方だったのです。
アインシュタインの名言の一つに「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである」というものがあります。
まさに私がいままで身につけていた常識が、偏見であったと気付かされる場面でありました。
大学を出てそこそこの経験で、社会のことなど知らないも同然です。
いままで生きてきた狭い世界から羽ばたいたいま、偏見を打ち壊し少しずつ価値観をアップデートしていきたいと、最近は強く思っています。
これは人生観だけでなく、仕事にも深く関わってきます。
お客様のお話を聞いていると、頭の中で勝手に「この人はこのパターンに違いない」とカテゴライズしてしまうことがあります。
カテゴライズは、仕事が忙しいときこそ便利ですが、色眼鏡をかけてお客様を見る、やってはいけない行為です。
本当に言いたかったことが伝えられないお客様が出てこられないよう、色眼鏡を外し、一人の人間としてお客様に向き合っていくのが大切です。
そしてその経験こそが18歳までの浅い常識、つまり偏見を打ち砕いて、私自身に豊かな人間性が身についていくと信じています。
ディーラーでの経験を思い返しながら、これからもお客様一人一人に真摯に向き合うことを肝に銘じていきます。