母に捧げるバラードから教わった事
朝礼ネタ590 2021/01/01 メディア・ニュース皆さんは、海援隊の「母に捧げるバラード」という歌をご存じですか?
金八先生の武田鉄矢さんが、博多弁で故郷のお母さんへの想いを歌った、あの名曲です。
この名曲が生み出されるまで、こんないい話しを聞きました。
若い時、東京でフォークソングで一旗あげたい!と夢みる武田さんを、
そんな甘いもんじゃない!とお母さんは反対していました。
それでも武田さんの熱い思いに負けて、故郷を離れることを許します。
上京したものの鳴かず飛ばずの日が続き、海援隊を解散し歌う事を辞めて福岡に帰るしかないところまで追いつめられました。
そこで、最後の一曲を作るのです。
「最後に、自分達のやりたいことをやって終わりにしよう」と
そして、こんな自分達に、やりたいことをやらせてくれた「お母さんへの感謝の気持ち」や「故郷を離れ頑張っている人の思い」を素直な言葉で作詞。親子愛を語りかけるように歌う「母に捧げるバラード」は人々の心に響く歌となり、有線で流れると、問い合わせの電話が殺到したそうです。
「博多弁の歌なんて売れるわけない」と思っていた武田さん達は思わぬヒットに驚いたそうです。それからの武田さんは俳優として現在も大活躍されてます。
私はこの話しから「追いつめられた時は原点に戻る」ということを教わりました。
仕事をしていると、頑張っているのに、思うようにいかない時が多々あります。
今までの自分はそんな時、焦ったり腐ったりする時そんな時は、この話しを思い出し「最後まで諦めずに 自分に悔いがない仕事をしよう!」
「自分が何故、この会社に入社したのか、何のためにこの仕事をしているのか?」
と自分を見つめ直すことで初心に戻り、謙虚な気持ちで仕事に取り組むことができます。
また、「自分を応援してくれている母や家族に、恥ずかしくない仕事をしよう!」
と前向きにもなります。もし私が「母に捧げるバラード」を口ずさんでいる姿を見かけましたら「なにか煮詰まっているのかな?」と」察していただき温かい声をかけていただけると助かります!ご清聴ありがとうございました。