商品原価を知る日々も悪くはない
朝礼ネタ5785 2024/03/26 商品・サービス経営商売人である我々にとっては、お客さまのニーズに合った商品を開発して提供するしかありません。
しかし、世の中には様々な商品があり、その商品を提供する際の元となる原価が安ければ安いだけ、商売上手だと言われています。
みなさんは、物を買う時に原価や原価率を考えますか。
たぶん、ぼったくりな価格でなければ、さほど気にならない方が多いと思います。
しかし、売り手の戦略に我々はまんまとハマっているんですよ。
たとえば、原価60円なのに販売価格は300円という商品が「フライドポテト」です。
これまでファーストフード店で店員さんに「ご一緒にポテトはいかがですか?」とオススメされるたび、「じゃあ」と、ポテトもプラスしてきました。
私はいいお客さんだったんだと、この事実を知った今は思いますが、クルーのスマイルでプライスレスになってしまうのですから、やはり私はいい客なんです。
ほかにも、原価300円なのに販売価格は2000円というのはピザです。
ここでも注文するときに「チーズ増量はいかがですか?」と言われるまま、増量してました。
商売は利益を出さないと破綻してしまうため、商売人はいくらで購入していくらで売るかを追求しなければなりません。
たかが1円でも、積もり積もれば大きな額です。
この思考で1円でも利益を出し、我々も真の商売人になりましょう。
それだけに、商品原価を知ることは大事なことなので、これからもフライドポテトを勧められればクルーのスマイルと交換で購入したいと思います。