最初の4分間が成功の秘訣・ズーニンの法則
朝礼ネタ5749 2024/02/18 心理・メンタル身近な法則朝、会社に出社した際に溜まっている仕事を見ると、うんざりしてやる気が出ません。
ましてや、面倒な仕事が残っていると、逃げたくなります。
そんな精神状態の時に役立つのがアメリカの心理学者のズーニンが提唱した「ズーニンの法則」です。
始めの4分間を頑張れば、最後までやり遂げられるというありがたい法則です。
脳には、やる気がなくても作業をしている内に、自然とやる気が高まってくるという機能があるそうです。
実は、作業をしていると脳の中の「側坐核(そくざかく)」という部分が興奮状態になり、「やる気モード」が発動されます。
側坐核が刺激されることでドーパミンが分泌され、意欲が溢れてきます。
このやる気モードが効いてくるまでの時間が4分であり、4分間だけ頑張れば、最後まで集中を維持できるようになります。
そこで、最初は簡単な作業から始め、4分を過ぎたら徐々に難易度を上げれば、面倒な仕事もスイスイできてしまいます。
この法則が効果を発揮するのは仕事だけではなく、人間関係にも利用できます。
初対面の人の場合、会ってすぐに打ち解けて話をするのは難しいものです。
人見知りをする人はなおさらです。
ただ、4分間だけ頑張って共通の話題が無いか話を続けることです。
その内やる気が発動し、思いのほか話が進展していくようになります。
4分間だけと思えば、それほど苦にはならないものです。
この4分をマスターできると、新規の顧客開拓に大きな効果をもたらします。
何もしないでやる気が湧いてくることはありません。
とりあえず、4分間はやってみようという前向きな気持ちを持つことです。
たった4分間の頑張りが、効率アップという良い結果に繋がります。