年金問題から、今後私たちが準備したい事
朝礼ネタ5738 2024/02/07 社会・経済ここ数年、いろんな機会を通じて話題に上がる年金問題。
いろいろ自分なりに調べた事から感じた点を述べたいと思います。
年金問題で、やはり最大の問題は少子高齢化ではないかと考えます。
日本は既に少子化がかなり進んでおり、このままではさらにその傾向は
強まるそうです。
少子化が継続すれば働き手である現役世代が減少します。
今の年金制度は、現役世代が納付する保険料を年金受給者が受け取る
制度と言われています。
そうであれば、現役世代が減れば年金制度を支える人たちが
減ってしまいます。
その場合仮に、受け取る世代数が変わらなくても
年金制度は不安定なものになると思われます。
しかし、年金受給者は変わるどころか、今後増える事が予想されています。
というのも団塊の世代の引退に加えて、平均寿命が少しずつ延びており
今後、年金の受給者の増加が予想されています。
寿命が延びる事はいい事ですが、そうであれば現在の年金制度をそれなりに
改革していかないと、未来の年金制度は不透明な状況になる事が想定されます。
今後年金制度についてマクロ経済スライド制という制度の導入が行われ
物価上昇分をそのまま年金の受給額の増加に反映させない制度が取り入れられる
そうです。
このため今後の年金は、昨今の物価高の中では、満足できる生活費を準備できない可能性が
予想されます。
節約を行い、現役時代の時期から、より安定できる老後に向けて自分なりの自助努力が
求められる時代になると思います。
今後の年金制度の見直しには充分、配慮しながら自分なりの対策を考えるべき
時期ではないかと考えます。