12月30日は地下鉄記念日-パーキンソンの法則から脱却
朝礼ネタ5690 2022/12/24 12月今日は何の日?12月30日は「地下鉄記念日」とされています。
地下鉄記念日は1927年(昭和2年)の12月30日に、東京地下鉄道(現東京地下鉄、東京メトロ)によって日本で初めての地下鉄が開通したことに由来します。
開通した区間は現在の東京メトロ銀座線の上野~浅草間ですが、計画ではそれより早く、1923年(大正12年)に上野~新橋間を開通させる予定でした。それが、同年に発生した関東大震災のために変更を余儀なくされました。
ところで、恋人や友人との待ち合わせ場所として駅を使うことがあります。その際に、時間にゆとりができたとしても、早めに待ち合わせ場所に行かずに、どこかで時間を潰してから待ち合わせ場所に行く人が多いそうです。
それは、「パーキンソンの法則」が影響していると言われています。
パーキンソンの法則では以下の2つのことを唱えています。
1つ目は、仕事量は、与えられた時間を終了するまで膨張する。
2つ目は、支出額は、収入額に達するまで膨張する。
要するに、人は与えられた時間や予算を目一杯使ってしまう習性があるそうです。
企画書の提出が期限ぎりぎりまで掛かったり、親睦会の費用を予算いっぱいまで使ったりするのは、パーキンソンの法則が反映しています。
人は期限や予算が決まっていると、それが頭にインプットされ、無意識にその期限や予算に合わせた行動をとるようになります。
結果的に、無駄な時間やお金を使うことになりかねません。
それを防ぐには、期限や予算ではなく、「目標」に対して行動するようにすることです。
タスクを細分化し、個々のタスクに具体的な工程を設けると、余分な日数や時間を削減することができます。