12月20日は道路交通法施行記念日-ハインリッヒの法則に従う
朝礼ネタ5680 2022/12/20 12月今日は何の日?12月20日は「道路交通法施行記念日」です。
道路交通法施行記念日は1960年(昭和35年)12月20日に、従来の「道路交通取締法」に代わって、「道路交通法」が施行されたことに因んで制定されます。
道路における危険防止と、円滑な交通を測ることを目的としています。
ただ、残念ながら、現在でも毎日のように交通事故が発生しています。
実は、その事故の確率を表したものに、「ハインリッヒの法則」というものがあります。アメリカの損害保険会社の安全技師だったハーバード・ウイリアム・ハインリッヒが発見したものですが、「1:29:300の法則」と呼ばれています。
「1つの重大な事故の背後には29の軽微な事故と300の異常が隠されている」というものです。
重大な事故は軽微な事故を防げば発生せず、軽微な事故はヒヤッとすることを防げば発生しないことを示したものです。
そして、交通事故には必ずその裏に理由が存在します。
『スマホに気を取られた』や、『居眠りをしていた』、『よそ見をしていた』などが挙げられます。
そして、その理由には原因があります。
『スマホをマナーモードにしていなかった』、『昨日、酒を飲み過ぎた』、『きれいな女の子に気を取られた』などです。
細かく探っていくと、起こるべくして起こった事故と言わざるを得ません。
このハインリッヒの法則は仕事にも当てはめることができます。
重大なミスを犯した時は、『あの時、期限を確認していれば』や『事前に、上司に報告していれば』などが原因になっています。
失敗した原因をしっかりと検証し、大きな失敗に繋がらないようにすることが大切です。