12月16日は電話の日-電話のデメリット
朝礼ネタ5676 2022/12/16 12月今日は何の日?12月16日は「電話の日」です。
この記念日は1890年(明治23年)の12月16日に、東京~横浜間で初めて電話が開通したことに由来しています。
なお、当時の電話は現在のような、直接相手の電話へかけるようなものではなく、いったん「交換手」を経由しなければなりませんでした。さらに、料金が高額なため、生活に使えるようなものではありませんでした。
ちなみに、電話から聞こえる周波数帯域は0.3~3.4キロヘルツです。
この帯域は、人の話し声が明瞭に聞こえる範囲から定められたものであり、その帯域以外の音域は電話から伝わりません。
例えば、セミやスズムシ、コオロギなどの鳴き声は周波数帯域が4~4.5と高いため、電話からは聞こえてきません。従って、セミの鳴き声が響いている場所で電話しても、相手にはその鳴き声が聞こえません。
ところで、会社にも電話がありますが、得意先からかかってきた場合はともかく、こちらから電話をかけたり、内線で同僚に電話したりすることはできる限り避けた方が賢明です。
電話には主に以下の3つのデメリットがあります。
1つ目は証拠が残りません。
電話は音声でのやりとりだけのため、話したことが残りません。つまり、『言った、言わない』のトラブルが起こり得ます。
2つ目は聞き間違いのリスクです。
電話は対面での会話と違い、聞きとりにくい面があります。例えば、『7時』が『1時』と聞こえることがあります。それが、仕事上の大きなミスに繋がりかねません。
3つ目は作業時間が奪われることです。
電話に出た時点で対応をせまられるため、他の仕事に対する作業時間を奪われます。また、電話に出ないと通話時間が分からないことから、場合によっては作業の段取りをやり直す必要が生じます。
メールやチャットを利用した方が得策です。