11月16日は録音文化の日-議事録の作成
朝礼ネタ5642 2022/11/16 11月今日は何の日?11月16日は「録音文化の日」です。
この記念日は、1878年(明治11年)11月16日に蓄音機を使って日本初の録音・再生の実験が行われたことに由来しています。
実験したのはジェームズ・ユーイングというイギリスの物理学者であり、日本政府の招聘で東京大学に講師として来ていました。
なお、蓄音器のような録音装置はエジソンの発明と思われていますが、実はエジソンより前に録音装置が存在していました。江戸時代末期の1857年にフランス人のマルタンヴィルがフォノトグラフという音を記憶する装置を開発しており、それが世界最古のものとされています。
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ただ、フォノトグラフは波形として音を紙に記憶するだけで、再生させることはできませんでした。その後、2008年(平成20年)にその紙が発見され、再生できたことで録音の事実が証明されました。
録音から再生まで可能にしたのがエジソンということです。
ところで、近年では会議やセミナーなどでその内容を録音されることが増えていますが、録音の場合は以下の2つのことに注意が必要です。
1つ目はサイズが大きくなりがちです。
あれもこれも録音して保存するとなると、膨大な容量になることがあります。
2つ目は要点が分からなくなることです。
録音すると、話し手の言っていることの全てをデータとして残すことができますが、逆に全てを残すため、大切な要点以外のことまで記録されてしまいます。
そこで、いつでも話の内容を即時に確認できるように、議事録としてまとめることが肝心です。議事録をWordやExcelなどで作成すれば容量の問題は起きず、大事な要点を明確に示せます。