11月13日はあいさつの日-メラビアンの法則に準じる
朝礼ネタ5638 2022/11/13 11月今日は何の日?11月13日は「あいさつの日」です。
この記念日は日本あいさつ検定協会によって制定されますが、その目的はあいさつを通して人との繋がりを生み出し、社会が幸福になることです。
仕事においても、取引先の担当者に会う時に気持ちの良い挨拶があると、商売の話に入りやすくなります。特に、新規開拓などで初めての担当者に会う場合は、相手に好印象を抱いてもらうための挨拶が非常に重要になります。
ところで、挨拶の仕方のレクチャーでよく出てくる言葉に、「メラビアンの法則」があります。
メラビアンの法則はアメリカの心理学者のアルバート・メラビアンが唱えた法則ですが、『人はコミュニケーションにおいて3つのことに強い印象を抱く』と言っています。
1つ目は表情やジェスチャーなどの視覚情報で、比率は55%を占めます。
2つ目は声のトーンや話しかたによる聴覚情報で、比率は38%です。
3つ目が話の内容を表す言語情報で、比率は7%になっています。
従って、コミュニケーションの場でふさわしい表情やジェスチャー、声のトーンになっていないと、伝えたい内容を誤解されてしまう可能性があります。
特に、初めての人と会う場合は、間違った印象を与えないことが大切です。
単に、丁寧な言葉で話すだけではなく、きちんとした姿勢で柔らかい表情になっている、穏やかな話し方をしているなどが大事になります。
例えば、気が進まないような顔で『よろしくお願いします』と言っても、こちらの誠意を感じてもらえません。
ちなみに、上記の3つの比率はプラスマイナスができるものではなく、常に3つの比率のバランスの整っていることが求められます。