当たり前の文化を見直す1日に
朝礼ネタ5626 2022/11/03 11月今日は何の日?今日、11月3日は文化の日でございます。
「文化」と言いますと、なんとなくフワッとしたイメージがある言葉で、まるで学校の教科書に載っている専用の言葉のようにも感じられてしまいますが、
ふと考えてみますと、どんなに小さな集団であっても、人が集まる限り、そこには文化というものは発生するものです。
たとえば今日ですと、私は出社する前は当然家にいたわけですが、我が家には我が家の文化があります。
それで出勤してきましたら、この部署にはこの部署の文化があって、もっと大きな目で見ると、会社には会社の文化がある。
当然、お客様にはお客様の文化があって、業界には業界の文化がある。果てしない話になってくるわけでございます。
良くも悪くも、自分が属する集団の文化というものは、時間が経つと、だんだんそれが当たり前になってきます。
その文化の良いところは、だんだんそれが当たり前になってきて、安らぎに変わってくるものですし、
その文化の悪いところにも、次第に自分自身が慣れて、たいした負担には感じなくなってきます。
良くも悪くも、と申し上げた通り、良いことにも感謝の気持ちを忘れてしまったり、悪いことも当たり前だと思って放置するようになってしまう。
私たちの適応能力というものが、文化を悪い方向に解釈して受け入れてしまうこともあるということです。
今日はせっかく文化の日でございますから、自分自身が置かれた環境にある文化とは、一体どんなものなのか。
果たして、その文化の良いところに自分は感謝の気持ちを持てているかどうか、悪いところを見えないフリをしてしまっていないかどうか。
そんなことを考えられる1日に出来ればな、と思って、1日の始まりを迎える次第でございます。