10月20日は新聞広告の日-ザイオンス効果を利用
朝礼ネタ5610 2022/10/20 10月今日は何の日?10月20日は「新聞広告の日」になっています。
この記念日は1974年(昭和49年)に日本新聞協会によって制定されます。10月20日という日になったのは、新聞週間(10月15日~10月21日)の期間の中で、一番覚えやすい日ということからです。
なお、新聞週間というイベントは、戦後の1947年(昭和22年)にGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の提唱によって愛媛新聞が実施したことをきっかけに、全国に広がったものです。
また、日本新聞協会とは、1946年(昭和21年)に日本全国の新聞社や放送協会などによって創設された団体で、倫理水準の向上や、共通利益の擁護を目的としています。
ところで、今まで利用したことの無い初めて使う商品を購入する場合は、どれが良いか迷うものです。
そんな際に、新聞広告やテレビCMでよく見た商品があると安心感がわき、その商品を選択するようになります。
その心理を、「ザイオンス効果」と言います。
ザイオンス効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスによって1968年(昭和43年)に発表されたもので、人は接触回数が多いほど親しみの感情を持つようになる心理のことです。
よい例が、会社に販促に来る営業マンです。始めの内は何の感情も抱いていませんでしたが、何回も顔を合わせる内に親しみがわき、親密な話をするようになります。
会社がホームページやSNSなどで行う宣伝活動は、このザイオンス効果を利用することでもあります。
公式サイトで繰り返し広告を掲載したり、DMを配信したりすることで、閲覧した得意先や顧客において当社の商品やサービスに好感や親近感を持ってもらえるようになります。