時刻を守れないバスについて
朝礼ネタ5575 2022/09/20 9月今日は何の日?9月20日は「バスの日」です。
1903年(明治36年)のこの日、二井商会による乗り合い自動車が京都市内を走ったとされ、これが日本初の営業バスといわれています。
みなさんの中にも、通勤にバスを利用する人がいるかと思います。
私も、電車に遅れが出る際にはバスを利用しますが、そうした方々にとってバスが遅れることは心配事の一つですよね。
バスが遅れることを見越して行動している人もいると思います。
それはそれで、良い行動ではありますよね。
しかし、バスの時刻表って、そもそも守れない様に作ってあるって知ってましたか?
例えば、到着時刻が12時00分・10分・30分となっているとして、次のバス停はその時刻より遅くなっているはずですよね。
しかし、300mくらい先にある次のバス停の到着時刻は同じ12時00分・10分・30分となっています。
距離の離れた2つのバス停の時刻表が同じになっているとなると、絶対に時間を守れないことに結びつきますよね。
なぜバスの時刻表は守れない様に作ってあるのか、これは「客が困ること」への対策のためらしいです。
バスが遅れる分には客は待つことができますが、バスが先に行ってしまうとどうでしょう。
時間に合わせてバス停に来てもバスがいない、そうした状況が目に浮かびますよね。
客に一番迷惑をかけるのがこの「早発」パターンです。
路線バスは法律で「時刻表の発車時刻より1秒でも早く発車してはいけない」ことも定められているらしく、だから遅れても文句は言わないようにしましょう。