甘くない餡の和菓子もある
朝礼ネタ5475 2022/06/16 6月今日は何の日?6月16日は「和菓子の日」です。
この日、仁明天皇が御神託に基づいて、16日の数にちなんで16個の菓子を神前に供えて、疫病退散と健康招福を祈願したそうです。
なので、「和菓子の日ですが、嘉祥菓子の日」にもなっています。
古くは、これが宮中行事として伝えられ、嘉祥の日として、武家の間では通貨16枚で菓子を買って縁起をかついでいた話しです。
ちなみに、「嘉祥」は「かしょう」と読みますが、「めでたいしるし」という意味になるそうですよ。
和菓子、みなさんはお好きですか?
外まわりの営業をしたり、出張していた社員から土産として頂く機会もあって、和菓子は身近な菓子だと思います。
特に、和菓子というと「あんこ」をイメージするかと思いますが、あんこは甘いというのが常識ですよね。
しかし、本来は甘くはなかったらしいのです。
「あんこ」は漢字で「餡子」と書き、「餡」とも呼ばれていて、この「餡」は中国から来た言葉なんです。
本来は、食べ物の中に詰めるものという意味で使われていたようで、味付けは砂糖ではなく塩だったようなんです。
肉まん、あんまんがありますが、中国では肉まんも餡子になるんでしょうね。
ただ、日本では一部地域で肉を食べることが禁止されていたために、代わりになるものとして小豆が代用され、砂糖での味付けに変わったようです。
今は、塩豆大福がありますが、あれもいうなら甘過ぎない和菓子ですよね。
今日は、和菓子を買ってみようかと思います。