漢字が思い浮かばずヒヤヒヤした経験
朝礼ネタ5427 2022/05/02 5月今日は何の日?5月2日は「えんぴつ記念日」です。1886年、明治19年のこの日に眞崎仁六(まさき にろく)という人が東京で鉛筆の製造所をつくり、日本で初めて鉛筆の工場生産が始まったとされています。
眞崎仁六はフランスで鉛筆というものを初めて見たそうです。とても感動し、努力を積み重ねて水車を動力とする工場を建てました。この製造所は、後に三菱鉛筆株式会社となっています。
最近、鉛筆を握る機会はめっきり減りましたが、見ると小学生のときに漢字の練習をしたことを思い出します。漢字練習帳に新しく習う漢字を何度も繰り返して書きました。手のひらのノートに触れる部分が黒くなった記憶もあります。
仕事をするようになってからは、手で文字を書く機会すら少なくなりました。そのせいなのか漢字がなかなか頭に思い浮かばず、ひらがなで済ますことも多くなりました。重要な書類へ記入するときや、資料へのメモ書きなど、まだ手書きをする機会は残っているので、恥ずかしい思いをすることもあります。取引先に伺ったときのこと。すぐに漢字が出てこなくて、未熟な印象を与えてしまったのではないかとヒヤヒヤしたことがありました。
人間の記憶というのは、使用頻度の低いものから忘れてしまうそうです。漢字をすぐに思い出すためには、小学校時代のように反復して何度も手書きするしか方法はなさそうです。取引先との商談に悪い影響をあたえてしまう可能性もありますから、意識して手で文字を書くようにしたいと思います。