4月14日は「SOSの日」とされています。

SOSの日が制定されたのは1912年(明治45年)、あの有名な豪華客船の「タイタニック号」から世界で初めてSOS信号が発せられたことに由来しています。そのため、「タイタニック号の日」とも呼ばれています。

1912年4月14日、タイタニックはイギリスを出発し、ニューヨークを目指して航行中に、カナダのニューファンドランド島の沖で氷山に衝突して沈没します。この事故は映画にもなって大ヒットしたので、皆さんも知っていると思います。

ところで、SOSは色々なところで起きますが、仕事の上でも発することがあります。

どんな人でも、仕事が思い通りに進まず、応援を依頼することがあるものです。

応援を依頼する時に大事なことは結論から言うことです。

そして、結論から話すとともに、困っている感情に溺れて訴えるのではなく、応援して欲しいことを簡潔に伝えることが大事です。そうすることで、相手も応援の判断がしやすくなります。

例えば、係長に以下のように仕事のチェックをお願いしたとします。

『係長、今日中に資料を作らないといけないんですが、やってみて、あっているか自信がないので見てもらえますか』

これでは、どのくらいできているのか、どれだけかかるのかを判断できません。

それよりも、以下のように伝えた方が、応援内容を把握してもらえます。

『係長、今日中に作成する資料ですが、半分終わったので確認をお願いします。このやり方で良ければこのまま続けます』

このように、明確に結論を伝えることが円滑なコミュニケーションに繋がります。