3月21日は春分の日-ビジネスに棚から牡丹餅はない
朝礼ネタ5385 2022/03/21 3月今日は何の日?3月21日は「春分の日」です。
昼の長さと夜の長さが一緒になります。なお、秋分の日も同様に昼と夜の長さが同じになります。
ただ、春分の日や秋分の日はカレンダーではなく天文学によって決まるため、毎年同じ日になっているわけではありません。太陽との軌道の影響で日にちの代わることがあります。
ちなみに、春のお彼岸に食べる和菓子に「ぼたもち」がありますが、その「ぼたもち」と、秋のお彼岸に食べる「おはぎ」の違いを知らない人が少なくありません。
ぼたもちとおはぎに食材や作り方における違いはありません。違うのは、牡丹の花の咲く春分に食べるから「ぼたもち(牡丹餅)」で、萩の花の咲く秋分に食べるから「おはぎ(御萩)」です。
なお、細かく言うと、外の「餡(あん)」が違います。餡の材料となる小豆は秋に収穫されるため、秋のおはぎには小豆を皮ごと用いた粒あんが用いられ、春のぼたもちには固くなった皮を除いたこしあんが使用されます。
ところで、牡丹餅を使った諺に『棚から牡丹餅』があります。
思いがけず、幸運に巡り合った時などに使われます。仕事で言うと、営業に回っていた時に、得意先から思わぬ大量の注文が入った時は棚から牡丹餅となります。
しかしながら、ビジネスの世界で、棚から牡丹餅の起きることは決してありません。
日頃から得意先の内容を把握し、得意先のニーズに即した提案を行い、得意先への継続的なサービスの提供を行った結果、訪問した時に注文を得られたのです。その努力をせずに、注文の入ることなどありません。
そして、棚から落ちてきた牡丹餅をしっかりキャッチできるような準備を欠かさないことが大切です。