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花粉シーズンの到来と、民間療法による改善

  朝礼ネタ4074  2021/01/01  3月

春が本格化し、花粉症を持っている社員にはつらい時期になりました。

花粉症はアレルギーとしては最も一般的で、統計では男性の花粉症有病率は35.7%、女性は41.8%と非常に高い罹患率です。

花粉症になったことがないという人は全体の51.1%で、花粉症が治ったという人は10.1%と全体の1割程度です。

しかし今花粉症にかかっていてつらい思いをしている人はこの1割の治った人が、どんなことをして治ったのか、ぜひ知りたいと思うはずです。

この花粉症が治ったという1割の人のほとんどは医療機関を受診し、処方薬を飲んだ人です。
やはり抗アレルギー剤などで花粉症の症状を抑え、身体に免疫ができるのを待つ以外ないようです。

しかし民間医療として用いられているものに、私たちにも身近なものがあります。それが、ヨーグルトです。

民間医療を用いて花粉症を治す方法は様々です。米国では薬草、カフェイン、灸、アロマ、マッサージなどが代表的です。
日本では漢方、甜茶、鼻スチーム療法、クロレラ、鍼、花粉グミ、波動水、杉の葉エキスなど、様々なものがあります。
少し古いデータですが、2007年から2009年にかけて厚生労働省がアレルギー性疾患に対する民間療法の有効性の調査研究をしており、この中にヨーグルトも含まれているそうです。

漢方により効果を実感した人が全体の50%で、鼻スチーム療法、鼻洗浄療法ともに46%の人が効果を実感したというデータが残っていますが、効果を実感しないという人も30~50%の割合でいます。

この中でヨーグルトや乳酸菌飲料により効果を実感した人は30%という割合でいますので、決して少ない数字ではありません。
ただし医学的観点では30%という比率は薬としての効能を証明するにはあまりにも低い数字なので、医学的に効果があるかといえば、ないと言わざるを得ません。

しかし、ヨーグルトは普段朝食や夜食、また様々な料理に使えるので、30%の割合は日常の利用頻度に対して高い水準といえるでしょう。
また、ヨーグルトがもたらす効果は花粉症の症状の軽減だけではなく、腸内環境の改善や、体の免疫力の向上など、様々にいいことがあります。

皆さんも薬と考えず、毎日の食事として、美味しくヨーグルトを食べ続けましょう。

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