何のために仕事をするのかを考えよう。
朝礼ネタ5337 2022/02/01 2月今日は何の日?本日は2月1日です。
お正月ムードでバタバタしていた雰囲気も、ずいぶん落ち着いてきたのではないでしょうか。
ここらで一度腰を落ち着けて、新年の仕事をどのように展開して行こうかと考えてみませんか?
毎日の仕事をこなしていると、たくさんの選択肢に出会いますね。
その時に、みなさんは何を基準に選んでいますか?
やりたい、やりたくない、利益になるかどうかと考えることが多いと思います。
そんな時にわたしがよく思い出すのが、今日、2月1日に生まれた石橋正二郎さんの言葉です。
石橋正二郎さんは、みなさんもご存じであろう、あのブリヂストンの創業者の方ですね。
その言葉というのはこちらです。
「時世の変化を洞察して時勢に一歩先んじ、より良い製品を創造して、社会の進歩発展に役立つように心がけ、社会への貢献が大きければ大きいほど事業は?栄する。」
いかがですか?少しハッとしませんか?
ブリヂストンは、初めから自転車やタイヤを製造していたわけではありません。
最初は足袋の会社だったのです。
農家の方がわらじで作業するのを見て、足元の安全性を追求したゴムのついた地下足袋を作ったことが、そもそもの始まりなのです。
つまり、時代の一歩先に立って社会が必要とすることを見つけ出し、それを新しい製品として世に送り出す、それがビジネスの基本だというわけです。
この貢献追求型の仕事の仕方が、みなさんご存じの現在のブリヂストンの発展へとつながっているのですね。
なにをかくそうわたしも、お金になるお仕事を担当すると、スイッチが入ってしまう部分のある人間です。
ですが、お仕事の大小にかかわらず、社会に貢献するということを忘れずに選択を続けることが、発展への近道なのかもしれません。
まだまだ寒い日が続きますが、心の中にはあたたかい思いを灯して、今日も誰かのためにお仕事をしましょう。