1月28日はデータ・プライバシーの日-パスワードの設定
朝礼ネタ5332 2022/01/28 1月今日は何の日?1月28日は機密情報の守秘や保護に対する意識の向上を図る「データ・プライバシーの日」になっています。
1980年(昭和55年)に、欧州評議会(EUやイギリスなどが加盟、日本やアメリカなどがオブザーバー)は機密情報における法的拘束力を持つ国際条約を採択し、翌年の1月28日に各国が署名します。
さらに、2006年(平成18年)には「データ保護の日」が制定され、データ・プライバシーの管理や保護への対応が強化されています。
なお、2008年(平成20年)にはアメリカやカナダも同じ日を「データ・プライバシーの日」としています。ちなみに、日本では2010年(平成22年)に「データプライバシーデー・ジャパン実行委員会」が設立されています。
「データ・プライバシーの日」の趣旨は、機密データや個人情報の取り扱いを再確認し、これらの情報の漏洩を防止するセキュリティ対策の強化を図ることです。
現在ではパソコンでの作業が一般化しているため、あらゆるデータがネット上に保管されています。従って、データにアクセスするためのパスワードの秘匿が最も重要になります。
漏洩する危険性の高いパスワードには以下が挙げられます。
・生年月日
・電話番号
・123456や111111などの数字の連番や同一番号
これらの番号を使っている人はすぐに変更すべきです。推奨されるパスワードは英字と数字を組み合わせた番号です。
ネット上のデータや情報が漏洩すると自社だけではなく、顧客や取引先にまで莫大な損失を与えかねません。パスワードは覚えやすい番号ではなく、誰も判明できないような番号にすべきです。