新興勢力でも独りではなし得ない
朝礼ネタ5308 2022/01/11 1月今日は何の日?1184年1月11日、木曽義仲(源義仲)が征夷大将軍になった日です。
とはいえ、征夷大将軍といえば、私なんかは徳川家康や源頼朝など、天下人のイメージを持っていました。
しかし、義仲は天下人ではありません。
当時、都落ちした平家の代わりに、木曽から来て京にのさばったといわれている義仲一団です。
朝廷と折り合いが悪くなりすぐにクビになったそうです。
その後、源頼朝に討ち取られてしまいます。
義仲は強引に政治に介入してしまったり、マナーの悪さから反感を買ってしまったのが討ち取りの原因になったと言われています。
新興勢力だったのかもしれませんが、義仲の場合には協調性に欠けていたために失敗してしまったように思えます。
協調性が低い人は、常に自分のペースで行動しようとし、自分が周りに合わせようとしません。
同調者が少なくなる傾向にあります。
結果として、自分がなにか行動をするときに協力者を得にくくなってしまいます。
新興勢力だっただけに、周りから疎まれてしまったのでしょう。
私たちにも同じことが言えますよね。
自分に甘く、他人に厳しい、ましてや周囲に合わせることをしないでいると仕事なんて回ってはきません。
自分が正しいと思った通りに動くことは、人の上に立つためには必要になるでしょう。
この場合には、悪気があって人に合わせないようにしているのではありませんよね。
でも、それが独断と偏見であれば別な話しです。
空気が読める、人の話に耳を傾ける、手を取り合える協調性なしでは天下人にはなれないでしょう。
私たちも協調性を大事に業務に励みましょう。