ことわざに「二度あることは三度ある」というものがありますが、このことわざは三度だけでなく何度でも際限なく際限なく起きるものだと理解した方が良い気がします。

例えばクレームが有った場合、普通、原因や対策をしっかりして再発を防ぎますが、世の中を見渡すと同じようなクレームや事故、事件が繰り返し起きています。「二度あることは三度ある」ばかりか「二度あることは何度でも起きている」と言うことになっています。

どうして、このようなことが起きるのでしょうか。不思議なことです。

例えば、異物混入や賞味期限の改ざんなど繰り返して起きています。いくら注意をしていても起きるもので、特に事件や汚職など意図的なものは防ぎようもありません。

また、自然現象でも同じことが幾度となく繰り返されています、台風や地震は必ず起きるものです。「二度あることは三度ある」ではないのです。

このように、世の中には繰り返されることが数多く存在していることが分ります。

仕事でもクレームやミス・ヒューマンエラーなどが繰り返されたなら、原因を徹底的に解明しておきませんと再発は免れません。原因究明は難しいことですが、これと断定出来る迄行うことが大事です。

また、日々の仕事をするうえでもちょっとしたヒアリハットが有ったなら、そのままにせず原因を徹底して突き止める習慣を付けたいと思いますし、「二度あることは何度でもある」ことを心のどこかに置いておきたいと思います。