持病がある私が習慣にしているのび体操
朝礼ネタ5085 2022/06/16 健康私には持病があり、ジョギングや球技などの激しい運動ができなくなりました。それでも、毎日続けられるストレッチか体操がないかなあとずっと探していました。
6年前、たまたま藤原紀香さんのブログを読んでいたときに、のび体操というものを紹介されていて、運命を感じ、ネットで本を注文し、届くのを待ち望んでいました。
私は視覚障害があるので、姉に本の内容をテキストデータに変換してもらい、メールに送信してもらいました。
本の著者は、理学療法士の佐伯武士さんです。
タイトルは、寝たままできるキセキの「のび体操」です。
寝たままできるので、持病持ちの私も無理なく楽にできますし、起床前に体操をするので忘れることもないですし、寝坊することもなく、ナマケモノの私でも毎日続けることができています。
のび体操には何種類かあるのですが、私が毎朝実践しているのは、全身のびのび体操と、たすき掛けのび体操です。
全身のびのび体操は、仰向けに寝て、両腕をばんざいするように上に伸ばし、両足も伸ばした状態にします。そこから5秒間かけて、痛みがない範囲で、両腕と両足を体感から外側へなるべく遠くにゆっくり引き離すように伸ばします。延ばしきったら5秒間脱力してリラックスします。これを3回続けます。
全身のびのび体操をしてから、猫背が改善され、気のせいかもしれま せんが、背中の脂肪もとれてきているように感じています。
たすき掛けのび体操は、仰向けに寝ながら、両腕を上にあげ、両足を伸ばした状態で、右腕と左足を対角線上に体感からなるべく遠くに引き離すように伸ばします。5秒間かけて、体の中心から外側へなるべく遠くに引き離すようにゆっくり伸ばす、脱力を3回繰り返し、終わったら、逆の腕と逆の足を対角線上に5秒伸ばし、脱力する、これを3回繰り返します。
胸・背中と腰・股関節外側・足の前面が伸びるイメージを持ちます。
伸ばしている方の骨盤と骨盤の上が伸びて気持ち良いです。
伸ばすとき、手のひらをパーにして、指の先にあるものをとるようなイメージを持ちます。足は、つま先まで伸ばすようなイメージを持ちます。注意点として、力んで伸ばしすぎると、背中、腰や頸などが反り返ってしまい、痛めてしまう可能性がありますので、決して力まないように、痛みがない範囲でできるところまでのび体操を行うのが良いと思います。
「のび体操」は、唯一伸ばすだけの体操で、関節を曲げ伸ばししながらストレッチや運動をすることもなく、自然呼吸で、痛みがない範囲で無理なく体感から外側へ引き離すよう5秒間かけて伸ばし、その後5秒間脱力してリラックスし、体に負荷をかけません。
体操を行うようになってから風邪をひかなくなりました。腰痛にも悩まされることがなくなりました。あきずに続けられる体操に出会ったのは初めてです。今後もこのまま無理なく続けて行きたいです。