仕事をしているとさまざまな壁を乗り越えなければならない場面に毎日のように遭遇することでしょう。そんな時「発想の転換」をして乗り越えるようにする努力も必要でしょう。

「発想の転換」の具体例として面白かったものに「ドラえもん」のエピソードがあります。ドラえもんはご存知のように靴を履いていません。まあロボットだから当然のことなのかもしれません。

するとある時視聴者からテレビ局に「ドラえもんは靴を履いていないのに外から家に入る時足を拭くこともせずそのままである。あれは教育上良くない！」というクレームがあったそうです。

そのクレームを受け関係者は考えます。しかし今さら「じゃードラえもんに靴を履かせよう！」というわけにもいきませんよね。靴を履いたドラえもんなんて今まで見たことがないものを見た子供たちは違和感を感じることでしょう。

そこで関係者は「発想の転換」をするわけです。今まで通りドラえもんが裸足のままでもクレームを言われずに済む方法を。ちなみに皆さんならばどうします？ちょっと考えてみてくださいね。

答えは「ドラえもんは浮上しているという設定にした」ということです。ドラえもんは地面に足を付けているのではなく数センチ浮上しているということにしたそうです。だから足は汚れない。結果裸足でも大丈夫とのことです。これによりあのドラえもんが歩くときの独特の効果音も納得させることができたそうです。

いろいろな意見に従ってそのまま変えてしまうのではなく「発想の転換」で本来の姿を維持できるよう皆さんも努力してみましょう。