機能性と使いやすさの両立が大切
朝礼ネタ4918 2021/12/27 商品・サービスビジネス世の中の多くの人たちは新しいものの方がいいに決まっていると考えるかもしれません。
しかし、それには常に例外が存在しており、古いものの方が相対的に興味を惹かれるというケースが実際に存在しています。
確かに性能面などにおいては、基本的に最新の方が優れているケースが大半でしょう。
しかし、性能が優れていたとしても、それ以外の部分で何らかのデメリットを感じたときには最新のものを敬遠したくなる感情がわいてくるのです。
それは使いやすさであり、基本的に最新のものは機能面が優れているがゆえに、使い方が複雑になる場合があります。
ユーザーが以前と比べて使いにくいと感じられる場合が現実的にありえると言えるはずです。
機能が進化するときには、以前と比べて特定の製品を使用する際にいろいろな変化を生んでいきます。
その結果、不便さを感じるという現象が実際にあるわけです。
ユーザーの意見として、「前の方がよかった」といった声が聞かれることは珍しくなく、私たちはそういった声に耳を傾けないといけません。
そして、こういった点を踏まえたうえで、私たちが新しいものを作るときには忘れてはいけない視点が1つあります。
それは機能性が増したことによって、不便さを感じてはいけないという点です。
機能が向上したとしても、不便さまで進化してしまい、魅力が半減してしまっては非常にもったいないと評価できるでしょう。
私は機能性のみならず、使いやすさの点でも魅力を感じられる製品を今後考えて、実際に作っていきたいと思っています。