型を取り入れた説明に励む
朝礼ネタ4912 2021/12/21 時間管理コミュニケーション今のビジネスコミュニケーションでは、理論的に話すことが何より意識されています。
理論的に、かつわかり易く伝えるにはルールもあります。
例えば、「結論から話す」ということで、次に「全体をイメージさせてから、各部の詳細を話せるようにする」ということです。
そして、これに基づいた話し方には型があって、その型にハメて話すだけで、かなり相手も聞きやすくなります。
これは、私たちがお客様に対して自社製品を売り込むための説明にも結びつきます。
先に伝えたい結論から話すといっても、新人の場合は「どう伝えるか」というスタイルを取り込んでいるだけで「何を伝えるか」がしっかり考えられていないケースがあります。
結局、何が言いたいの?という反応がお客様から返ってきてしまうことも少なくないでしょう。
また、張り切りすぎてしまい、言いたいことはあるけれど、まずはコレを話してっと思ってそれから話しはじめると、話しているうちに色んなことが頭に浮かんできて、それらを思いつくまま話してしまう、そうして伝えたいことが拡散されてしまうのです。
これでは、せっかく良い製品を開発しても、その良さにたどり着けないうちにお客様は「うん、そうね」と購入を決めかねる返事をするでしょう。
こんなときは無理せず、話しが長くなってしまい、申し訳ありませんと素直に侘びておくといいでしょう。
長々と話しておきながら、「以上、簡単ですが」とやってしまうのは避けたいパターンです。
私たちは、お客様の時間を使わせて頂いていますから、わかり易い話し方のクセをつけるようにしたいものです。