テレビドラマ「弁護士のくず」から2つの玉の話
朝礼ネタ4802 2021/09/02 コミュニケーションマナーおはようございます。今日はかなり以前に放送されたテレビドラマではあるのですが、2006年に豊川悦司さん主演で放送された「弁護士のくず」というドラマの中で紹介されていた2つの玉という話を紹介したいと思います。
ある時、一人の女の子がいます。その子は、家族から言われて、森の主から「ありがとう」と「すみません」という2つの玉を交互に出すことで食べ物を得ています。ある時、うっかりその2つの玉を家に忘れてしまいました。女の子はどうしようと思いましたが、森の主は何も言わなくても食べ物をくれました。女の子は玉がなくても食べ物がもらえたので、それ以降、玉を出すことを止めました。その後、しばらくして、女の子は消えたのだそうです。
実のところ、この話は豊川さん演じる破天荒な弁護士が問題を解決するために作った作り話です。でも、考えさせられるところはあるかと思います。皆さんはいかがでしょうか。「ありがとう」や「すみません」という言葉を飲み込んでしまっていることはありませんか。自分も振り返ってみれば、あるような気がします。
部下の立場からすると、上司の方に「ありがとう」と言っていただけると嬉しいです。上司の立場からすると、部下から「ありがとうございます」「すみません」と言ってもらえると、ここは一肌脱ぐかと思えます。より気持ちよく働くために、豊川さん演じる弁護士が語った2つの玉の話は活用できるのではないでしょうか。