パラリンピックの理想形について
朝礼ネタ4793 2021/08/23 スポーツオリンピック障がいのあるトップアスリートのみなさんが出場する世界最高峰の国際競技大会、それがパラリンピックです。
パラリンピックにも夏季大会と冬季大会があり、大会を通じて共生社会の実現をめざすことが、大きな目的のようです。
社会の中にあるバリアを少しでも減らしていくこと、その重要性ついても気づかされます。
あるとき、車の中でラジオを聴いていましたら、このパラリンピックのことが話題にのぼっていました。
とあるゲストの方がお話をされていて「バランピックがもっとも理想とするのは、パラリンピックという言葉自体がなくなることですよ」としゃべっていたのを思い出します。
最初は「えっ!?何をいっているんだ」と思いましたが、「障がい者も健常者も一緒になってプレーできること。それが一番の理想ですから」という言葉を聞いて「なるほど」と納得してしまいました。
障がいのあるなしにかかわらず、全員が同じステージで技やスピードを競えること、ひれこそが真の意味でのバリアフリーだと、そのゲストの方はいいたかったようです。
人間なんて、いつなんどき何が起きて障がいを背負ってしまうかわかりません。
障がい者の視点に立って考えることは、自分たちのことや社会のことを考えることにもつながるはずです。
本当の意味での共生までには、まだまだ多くのハードルがあるかもしれませんが、私たち自身、ふだんの生活の中で障がいをお持ちの方のことをもっと理解し、ひとりひとりにできることを具体的に実践していければと願っています。