評価されるのは結果なのか、過程なのか
朝礼ネタ4762 2021/08/01 オリンピックスポーツ 先日、開催された東京オリンピックの野球開幕戦、対ドミニカ戦を通して仕事に通じると思った事をお伝えします。
私は野球というスポーツが好きですので試合の中身に関して、個人的に思う細かな内容もありなしたが、この場でお伝えしたい内容の主旨に外れますので、控えます。
試合結果は、4-3、日本の9回裏のサヨナラ勝ちというもので、この表現だけ聴くと聴こえは良いのですが、多くの方がこの試合に対して抱いた感想は監督の采配ミスと選手個人の高い能力による勝利となると思います。
監督の采配ミスが取りだ足されている要因としては、好調な投手の交代などに見られた選手の不用意な起用法、打者、走者への要所での指示が不適切であったと思われている点がその評価に繋がっております。
一方、個人の高い能力が評されている要因は、選手個人のスキル、メンタルが得点奪取に繋がったといえる試合展開だったからです。
試合結果を成績、世論の試合評価を顧客満足度と置き換えると、今回の内容は”業績は好調である結果を出したが、顧客満足度においては、決して良い評価では無かった”と現せると思います。
我々は成績、会社イメージどちらも欠くことはいけないと肝に命じておりますが、日々の業務の中で断片的に見たものは、今回の試合の評価に現されるような状況が度々、見受けられると思います。
日本チームはそのような世論を背負いながら、この先の試合に立ち向かっております。恐らく、次の試合では初戦以上に厳しく重い誓いを持ち臨まれるのではないのでしょうか。
結果が全てではないこと、顧客評価への固執が必ずしも良い結果に繋がるとも限りません。
ですが、個人それぞれの働きは会社の利益に繋がります。
また、チームを信じ、会社を信じる事が我々に求められている姿勢であるなら、それによって得られる結果に今、“日本チームへ抱く期待”と重なるような希望を持ってもいいのではないでしょうか。
以上、日本チームへの世論を通じて、自身と会社への思いを語らせて頂きました。
ありがとうございました。