挑戦することの大切さ ~最後に1勝すれば良い~
朝礼ネタ4678 2021/05/10 ビジネス「1勝9敗」。そう聞くと、失敗ばかりしているダメな人の言い訳のようにも聞こえてきます。
実は、これ、ユニクロでお馴染みのファーストリテイリングを創業された、柳井 正 氏のビジネス哲学です。
日本を越えて、世界で売上を伸ばし続ける日本発のサービス「ユニクロ」。負けたことなんてあるはずがない、そう思われがちです。
ですが、実は違います。業績低迷や海外進出の失敗など、目を覆いたくなるような失敗の歴史があったんですね。
そうして、失敗を重ねながら、地道に海外で高品質の衣料を製造するノウハウを蓄積し、広告代理店任せにしない宣伝戦略を練り、透明性の高い人事制度を追求して、今のユニクロの大きな1勝があります。
失敗を恐れず、失敗に学び、大きな成功の果実を得るまで挑み続けること。これは、どの職種でも当てはまる法則だと考えます。
日本の長者番付に名を連ね続ける柳井氏でさえ、私たち以上の失敗を繰り返してきました。そのことを思えば、目の前の遥かに小さな失敗を恐れる必要など、全くないように思えてきますね。
いつでも、どのような仕事でも、最高のパフォーマンスをできるに越したことはありません。しかし、上手くいかない時もたくさんあります。私も、お客様に怒られた次の日などは、気分が憂鬱になることもありました。
目の前の小さな失敗に落ち込むことなく、コツコツと挑戦を続けていきましょう。いつか、大きな1勝を掴む日が来ると信じて。そのようなことを肝に銘じながら、今日からまた、前向きに仕事に取り組んでいきたいと思います。