生活習慣が原因となっている骨盤の歪み
朝礼ネタ4572 2021/01/27 1365 PV 芸能近年は、男性も女性も一日中椅子に座ってパソコンで仕事をするようになったため、骨盤の歪んでいる人が多くなっています。
それが、腰痛をもたらす原因の一つでもあります。
人の骨盤は「仙骨」、「寛骨」、「尾骨」という3つの骨によって構成されており、上半身と下半身をつなぐ要です。
骨盤が正常な位置にある時は、真正面から見て左右対称で逆三角形になっています。
この形が崩れていると骨盤が歪んでいることになり、骨盤矯正が必要になります。
骨盤が歪んでくる主な原因は、運動不足や高齢化による筋肉の衰えですが、最近は生活習慣が骨盤に悪い影響を与えています。
例えば、椅子に足を組んで座る、
片方の足に体重をかけて立ち続ける、
毎日同じ横向きで寝る、
椅子に浅く座って背もたれに寄りかかる、
バッグを常に同じ方の肩にかける、
などの習慣を続けていると、骨盤が正常な位置に戻らなくなります。
骨盤が歪むと、体自身が歪んだ部分を治そうとして、他の部位に過度な負担を与えるため、頭痛や肩こり、首の痛みを引き起こします。
また、股関節に異常な圧力がかかるため、O脚やX脚の原因に繋がります。
さらに、骨盤内にある子宮や卵巣などが圧迫されることで、女性ホルモンの生成が乱れ、肌荒れや生理不順を招きます。
そこで、骨盤の矯正が必要になりますが、大事なのは生活習慣の見直しです。
例えば、椅子に座る時は背中を伸ばし、坐骨を椅子の奥につけて座るようにします。
また、歩く時は顎を軽く引いて首を伸ばし、背筋を真っ直ぐにします。
正しい姿勢をとるようにすると、自然と骨盤が正しい位置に戻るようになります。