定期的に手を抜くことで仕事における長期的な成果を高めることが重要
朝礼ネタ4509 2021/01/01 スポーツスポーツではたびたび「捨て試合」という言葉を聞くことがあります。
これは何か?というと、試合を行っていくうえで今日は自分たちのチームが負けるだろうというある種の確信があったときに、無駄な試合運びをしないことを意味します。
例えば、野球において自分たちのチームが序盤で大量リードを許してしまう展開になったときには、その日は勝つことを諦め、負ける前提で試合を進めることがあります。
負ける可能性が極めて高い試合のときに、全力で勝ちに行くということをすると、選手に無駄な疲労を蓄積させてしまうことがあるでしょう。
だから、そういうときには野手の主力選手をすぐにベンチに下げたり、主力の中継ぎ投手は一切登板させないなどの策をとり、積極的に試合を捨てにいきます。
トーナメントのケースなどでは、こういう戦法はまずとりませんが、長いペナントレースにおいては重要な戦術です。
140試合程度戦う日本のプロ野球では、こうやって捨て試合を定期的に作り、長期的に優勝するための策を練るのです。
仕事においても常に全力ではいつか息切れを起こす可能性があると思うのです。
したがって、定期的にいい意味で手を抜く、全力を出さないことも重要ではないでしょうか?
これはサボるということを意味するわけですが、短期的にサボることで長期的なパフォーマンスが上がるならば、それは重要なことだと思います。
私は長期的な目線で仕事をすることは大切だと考えているので、常に全力投球と思うのではなく、手を抜く瞬間とか、休む瞬間を適度に作ることを積極的にしていきたいです。