失敗の中に何かしらの意味を見出すことが重要
朝礼ネタ4382 2021/01/01 スポーツ野球では盗塁というプレーがありますが、この盗塁は基本的には成功か?失敗か?の2択です。
そして、失敗をするとせっかく出たランナーが消え、球場はため息に包まれます。
しかし、盗塁には失敗したとしても、意味があると言える要素が存在しています。
それは相手チームに対しての心理的影響の部分で、これは確実に存在している盗塁失敗のメリットです。
失敗をしたとしても、この選手は走ってくると相手チームやバッテリーに思わせることができれば、警戒心が増します。
つまり、ランナーに対する注意力が高まり、相対的にバッターへの注意力が低くなる状況が生まれます。
その結果、バッターにとっては打ちやすいボールが来る可能性が高くなって、それがチームの勝利につながりやすいのです。
もちろん盗塁は成功すればそれが1番いいことですけど、失敗を0にすることは不可能です。
そして、失敗を恐れて盗塁の企図を躊躇すれば、盗塁失敗により生まれるこのメリットを得ることができないのです。
失敗を恐れず、常に盗塁を試みることで相手チームやバッテリーに警戒心を植え付けることができ、それは結果的に自チームにとって有利な状況となるでしょう。
失敗をしてもその中に何らかの意味を見出すことができれば、それはもはや失敗ではないと思います。
また、そういう考え方はビジネスでも重要だと思っており、失敗の中にいかに意味があると言える部分を見出すか?ここは大きな差になるではずです。
私は普段仕事をしていく中では、そういう部分に常に意識して、失敗の中でも成功を見つけ、それをさらに大きな成功につなげられるような努力をしていきたいと考えています。