重要なものと緊急なもの
朝礼ネタ4378 2021/01/01 ビジネス効率化仕事を効率よく生産的に行うのに,タスク管理は役立ちます。
すべきことをリスト化しておくなら,可視化することができます。
依頼された仕事を忘れてしまうことも防げるでしょう。
さらに,完了したタスクを消していくことで,目に見える達成感を味わうこともできます。
しかし,やみくもにタスクを並べるよりも,それぞれのタスクの特性を理解しておくなら,さらに生産性を上げることができます。
いわば,それぞれのタスクに「タグ」をつけるようなものです。
といっても,様々なジャンルの「タグ」をつけるわけではありません。
「重要」と「緊急」の二つだけです。
中には,この二つが同時に当てはまるタスクもあるでしょう。
例えば,上司から「明日の早番は誰ですか。今日中に返事をください」とメールが来ました。
すぐに返事を求めていますので「緊急」です。
しかし,それほど「重要」な要件ではないでしょう。
それとは別に,チームのプロジェクトのテーマ決めを任せられているとします。
それは自分にとって「重要」な要件です。
さらには,大切な顧客との間でトラブルがあり解決策が求められています。
それは「緊急」かつ「重要」な要件と言えるでしょう。
「緊急」な要件が必ずしも「重要」ではありません。
ですが一般的な傾向として,人は「重要」な要件よりも「緊急」な要件から手を付けます。
もちろんそれは必要なことですが,「緊急」な要件ばかりに気を取られて「重要」な要件が後回しになるとどうなるでしょうか。
結局,「重要」な要件に割くことのできる時間がほとんど残っていないということになるでしょう。
ですから,タスクを決める時には「重要」な要件もこなせるようにバランス良く割り振ることが大切です。
ぜひ,今日の仕事に取り入れてみましょう。