不平不満をいくら口にしてもそこからは何も生まれない
朝礼ネタ4148 2021/01/01 心理・メンタル私は昔お世話になったた古い友人と月に1度は会って飲み会をしています。
そこでの彼は、普段の仕事のストレスからか仕事の不満や上司の愚痴をひたすら語っています。
自分は仕事をしっかりやっているのに、だらしのない上司のせいで自分が後始末をしている、何を言っても仕事を覚えない部下にうんざりしている、などこちらから話題を変えない限り飲み会が終わるまでずっと彼の不平不満は止まりません。
仕事でのストレスの発散方法は人それぞれであり、お酒の力を借りて発散することが悪いことではないと私も思います。
仕事での不平不満を誰かに言いたい、聞いてほしい、この気持ちは私にも理解できます。
誰かに愚痴をいうことですっきりして次の日もまた仕事が頑張れる、と彼も実際に口にしています。
ただ、人間としての成長を考えてみると、仕事の不平不満や上司の批判をしながら飲む安酒は良くないことだと思います。
不平不満ばかりでなく、どうすれば今よりもっと仕事がうまくいくかなど、前向きなことを語り合うことで知らずしらずのうちに人間としての品性も養われていくのではないかと私は思います。
自分の行動や考え方を変えるのは簡単ではありません。
また、それ以上に自分以外の人の行動や考え方を変えるのは簡単ではありません。
でも、その思いを伝えることはできると私は考えています。
次に彼と会った時、この思いを伝え、少しでも彼の考え方が変わるようなきっかけの話題作りができれば良いなと思っています。