「杓子定規」から学んだこと
朝礼ネタ4121 2021/01/01 故事ことわざ最近、社会やビジネスにおいて、いろいろなルールやマニュアル化などがつくられており、個人の考え方や個性が失われるように感じられます。
私もそのひとりで、ルールに縛られるあまり、本当に正しいことを見失ったり、マニュアルに頼ってしまうことにより、ロボットのようにしか動けなくなったりしたことがありました。
そんな私は、自分自身で「杓子定規」だと痛感し、危機感をもつようになりました。
この「杓子定規」ということわざには、融通が利かなく、間違った基準でものごとを推し量ろうとするという意味をもち、私自身も非常に厄介に思いました。
この誤った考え方を打破するために、私はいろいろ悩みました。
まず、正しい基準とは何か、ということを求めるようになり、周囲の人たちにアドバイスを求めるようになりました。
しかし、私の仲間にはそれぞれ違った考え方をもっているので、どれが正しいのかを区別できません。
さらに、各々が違った考え方で、ひとつの目標を実現させることができるから、今の私に何ができるのか、答えを見つけるには困難でした。
そこで、私がたどり着いた結論として、これまでの基準を捨てようという行動に出てみました。
これにより、いろいろな方法が思いつき、試行錯誤を繰り返すことにより、結果が見えてくるようになりました。
挑戦と失敗を繰り返すことにより、それが自信につながるようになりました。
もし、「杓子定規」で融通が利かない状態に陥ったときは、いったん、リセットして再スタートしてみると、リフレッシュできると思います。