3月に顕著になる情報格差問題
朝礼ネタ4073 2021/01/01 3月3月といえば国公立大学の合格発表です。もちろん、その前に私立大学の合格発表もありますよね。国公立大学受ける生徒のほとんどはを私立大学を第一志望にするのではなく、国公立大学を第一志望にしているのではないでしょうか。
しかし、首都圏に住んでいる人の場合は少々様子が違うのです。なぜならば、首都圏、とりわけ東京に住んでいる人の場合ですと、私立大学、とりわけ私立文科系大学の場合は理系大学と違い学費はあまり高額にはなりません。
ですから、都内に住む人の場合は国公立大学を第一志望にする人もいますが、自宅から通うことのできない国公立大学に通うくらいならば、私立大学に通った方が割安だからという経済的な理由から私立文系大学を第一志望にする人が女子を中心に一定以上います。
しかし、このような情報は多くの人は知りません。なぜでしょうか。それは単純なことなのですが、首都圏に住む人にっては有用な情報ではなく誰もが知っている一般常識であり、地方に住んでいる人にとってはそれを知っていたからと言ってもそれによって何のメリットも享受できないので、この真実は地方にはあまり伝播しないのです。
このようなことは引越しについてもいえます。3月は引越しシーズンで引越し会社の料金も値上がります。そして、家賃相場の実は強気に出てくるのです。3月は首都圏では人々の大移動が起こる時期なので、この時期に住まいを探すと高い家賃の物件に入居せざるをえなくなるのです。
このように、知っている人は得をするけれど、知らない人は常に損をすることが3月という月には転がっているのです。