失敗したことを認めることがまず重要である
朝礼ネタ3940 2021/01/01 スポーツ人は自分が失敗をしたとか、そういう状況をなかなか認められないものです。
自分の落ち度、能力のなさを認めるということが難しいと思うのです。
ただ、水泳で五輪金メダルを獲得したこともある北島康介さんは「負けを知ったとき、初めて勝つことができる」という言葉を残しているのです。
この言葉は非常にシンプルなもので、何気ないようなものに聞こえるかもしれませんが、非常に大切な言葉であると評価できます。
負けを知るということは、自分が負けたということを認めるプロセスがまず必要だからです。
自分が失敗したという部分を認めることができない人間は先に進むことができません。
なぜならば、失敗した原因を掴み、そこから改善策を練らないと、結果的に成功には結びつかないからです。
つまり、失敗をしたということをきちんと認識することをしないと、その先に待つ成功には絶対にたどり着けないのです。
そういった意味では、負けを知るということがないと、勝つということはできないという北島康介さんの言葉はビジネスで必要な考え方でしょう。
私は失敗をしたときには、それがどんな些細な失敗であろうと、自分は失敗をしたということをまず認めることをしたいと思っています。
それができれば、次失敗をしないためにはどうすれば?ということを考えやすくなりますから。
そこから失敗をしないための方法、つまり成功に近づくための手段を練ることができるので、負けを知ることで初めて勝つことができるというのは正しいと思うのです。