見える化の良し悪しについて考えてみた
朝礼ネタ3842 2021/01/01 心理・メンタルビジネスにおいて最も重要とも言っても過言ではない「見える化」についての話をしたいと思います。
いくら頭の中で考えていても、自分や他者から実際に視覚で情報が伝達できる、体感できなければ有名になることはおろか誰にもその素晴らしさが伝わらないのです。
今回はこの「見える化」をてんとう虫を例にして考えたいと思います。
多くのてんとう虫は、赤色の背中に黒い斑点模様が特徴です。
では、なぜてんとう虫はあのような目立つ模様をしているのでしょうか。
これこそ、「見える化」です。
てんとう虫は、自らに危険が及んだ際に非常に苦い液体を体外から放出します。
このことを周りの虫や天敵に伝えているのです。
「私を食べたらめちゃくちゃ苦いですよ。」と。
この情報をてんとう虫は自分の背中の特徴的な模様で伝えているのです。
この効果もあり、てんとう虫は他の天敵や虫に食べられることなく生存することができるのです。
また、キノコにおいても同じです。特徴的な形や色によって、毒がありますということを他の生物に伝え、食べられないようにしているのです。
以上からわかるように、地球上の生物は本能的に「見える化」を行なっているのです。
「見える化」は、他者よりも人一倍目立つのでもちろん悪い点も多く目立ち、デメリットかと思えるかもしれません。
しかし、それ以上にメリットも多いのです。多くに自らを認知させることができ、自らを売り込めるのです。
私も今日から積極的に「見える化」を心がけたいと思います。