一人だけで考える危険性
朝礼ネタ3822 2021/01/01 社会・経済世の中にはアメリカの高名な企業経営者であり投資家でもあるバフェットのまねをして金融資産を一億円以上増やそうと考え、なおかつそれをやっている人もいるようです。
そのような人は大抵の場合外国株式、これも高配当をおこなっているアメリカの成熟産業への投資、それから日本では風力発電や太陽光発電と言ったものや東京都心への不動産投資をするようにしたいという考えている人たちが多いのです。
このような人というのは不動産投資もやりたいと思いながら、今の自分ができるアメリカ株投資しかやっていない場合がほとんどです。それから、せいぜい太陽光発電ファンドに投資して終わりです。自分で自然エネルギーへの投資や東京都心への投資はできていません。
なぜ、彼らはこれらの投資しないのでしょうか。それは彼らには度胸もお金もないからです。自然エネルギーは家の屋根などにつけるだけならば100万程度で行うことはできますが、大規模にやれば億単位の金がかかります。東京都心とならばいくらお金がかかるかは分かりません。
つまり、バフェットのまねをしようとしている人というのは、つまるところバフェットのまねではなく結局今の自分の都合のいいように解釈して自分がやりたいことをやっているにすぎないのです。
投資ですらこのようになってしまうのです。会社の仕事ですと自分ではうまくやっているつもりでも、自分だけで考え行動してしまうと本来やらなければならないこととは違った方向にずれてしまうことがよくあるのです。