提案を何度も断ることを悪いと思ってしまう心理学
朝礼ネタ3645 2021/01/01 心理・メンタル人間は人からの頼みごととか、提案を断り続けることに罪悪感を覚える生き物です。
依頼や提案を断ること自体、本来ならば悪いという説明はできないと思いますが、自然とそのような感情になる人は多くいます。
そして、そのような人間の感情というのは、ビジネスで実は応用が利くものなのです。
人間は人からの提案などを断り続けることをよく思わない心理があるため、営業などを担当している人間からすれば、何度も何度も提案をすることで、契約をつかみ取れる可能性があります。
そして、そういったことをするときにはさらにポイントがあって、それは提案を何度も何度もする際には、徐々に軽いものに変えていくという点も意識しましょう。
例えば、この商品を買わないか?と持ち掛けて、断られたとします。
その商品の単価が1万円だったとして、次に提案するのは8000円、次は6000円といった感じで、心理的負担が軽いものに変えていくのです。
相手としては提案を断り続けることに罪悪感を覚えていく中で、自分にとって負担を軽く感じさせるものだったらいいかな?と提案に乗ってくれたりするのです。
逆に言えば、この心理テクニックにおいては本来売りたいものよりもあえて高いものを買わせようとして、徐々に本来売りたいものに価格を下げていくという、シフトしていくという戦略がとれるのです。
人間の心理を利用することで、ビジネスは上手くいくことがあるため、私もそういった部分について勉強をして、これからの仕事に生かしていきたいと思っています。