プライベートでも食品の常温放置は禁止、仕事を離れても衛生管理の徹底、食中毒を予防
朝礼ネタ3247 2021/01/01 飲食・フードみなさんお疲れさまです。
当店では仕事中の食品の衛生管理は徹底されています。
普段のみなさんの温度管理、清掃や消毒の徹底のおかげで、食中毒は発生していません。
食あたりや生焼けなどのクレームもなくお客様に安全でおいしい食事を楽しんでいただいいております。
しかし、みなさんら退勤後や休日、仕事を離れたときに職場と同じように食品の衛生管理を徹底していますか?
食品を常温放置したり、包丁、まな板、食器の消毒を怠ったりしていませんか?
系列店のスタッフが、出先で買って持ち帰った総菜を常温放置して、黄色ブドウ球菌の食中毒になり入院しました。
当店から応援に入ったスタッフの方は、ご協力ありがとうございます。また残りの少ない人員で当店で頑張ってくれた方、休日返上で出勤してくれた方も、ありがとうございます。
みなさんも知っているでしょうが、食中毒はその種類によって出勤停止の期間が、本部の規定により定められています。黄色ブドウ球菌の場合、最短でも5日は出勤停止です。
その間、他のスタッフでシフトの穴埋めをしなければなりません。シフト組みはわれわれ店舗管理者が行い、他のスタッフも無理をして協力してくれて感謝しています。
プライベートの食事で食中毒になると、欠勤した本人もつらい、しんどい思いをします。何より普段より少ない人員でシフトを回せば、気働きがおろそかになり、お客様に十分なサービスが提供出来なくなります。
また、食中毒には潜伏期間があるので、最悪の場合、店で食中毒が出ます。
その結果お客様が食中毒になる可能性もあります。店の信頼は地に落ちてお客様が離れていきます。
保健所から営業停止処分にされれば、お客様から系列店すべてが信頼されなくなります。
仕事中だけではなく、プライベートでも食品の衛生管理は徹底して、特に食品の常温放置は絶対にしないでください。
せっかく仕事で正しい食品の管理を学んだのですから、プライベートでも実行しましょう。
今年は尋常ではない暑さが続いています。引き続き、過剰な仕込みはしない、デシャップ台に食材を置きっぱなしにしないなど、お互いに声を掛け合って店の衛生管理を頑張りましょう。
仕事中も、プライベートも「このくらい大丈夫、面倒くさい」などと、油断をしないで、清掃、整理整頓、清潔の3Sを心がけてください。
また、手洗いも仕事中だけ丁寧にしていませんか?休みの日や退勤後も、職場と同じように、手洗いマニュアル通りにやってみてください。
丁寧な手洗いは食中毒だけではなく、多くの感染症の予防に効果的です。プライベートでも実践してください。
今日も1日、「笑顔、丁寧、迅速」でお客様に美味しい食事を提供しましょう。